私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
発達障害の娘(ちくわ)の母の かまぼこ と申します。
この記事をご覧になっているということは、お子さんに知的障害がある方が多いかと思います。
将来の為に、何か親としてもっと出来ることはないかと悩みますよね。
ちくわは、発達障害と診断されていますが、知的障害(IQ52)もあります。
発達障害の特性も活かしつつ、コロナ禍で家で出来ることはないだろうかと考えました。
そこで我が家では、プログラミングに挑戦してみることにしました。
前回は、スクラッチとビスケットに挑戦した様子をご紹介しました。
ちくわには、スクラッチは少し難しかったのですが、何回か挑戦しているうちに「出来そうかも!」と希望が湧きました。
そこで、スクラッチを本格的に家で学習することにしました!
もちろん、無料でです(^^)/
この記事では事前準備として、プログラミング学習の進め方についてご紹介します。
もし、よろしければ参考にしてみてくださいね。
それでは、ちくわのプログラミング教室を開講します♪
プログラミング学習の進め方
ちくわのプログラミング学習の進め方について、ご紹介します。
まず、スクラッチを使います。
スクラッチは、プログラミング学習の王道ですよね!
最初、ちくわにスクラッチを触らせてみたところ、ブロックを左から選ぶのに手間取っていました。
ツイート内容です。
スクラッチのプログラミング。
— かまぼこ (@takesmallsteps2) November 20, 2020
娘のやらせたら、左の沢山あるブロックからコードを選ぶのに大変そう。
慣れないうちは、よく使うブロックを先に出しておいてあげるのがいいかも。
ブロックを好きな順番で並べて置いておける機能とかあるのかな? pic.twitter.com/rLDPqyRuzn
これは、何回か試しているうちに慣れてブロックを出すことが出来るようになりました!
よかった、よかった。
では、学習の進め方は次のとおりです。
①私が例題を作る。
②例題を動画にして、ちくわに見せる。
③私が手伝いながら、ちくわに例題と同じブロックを組み立てさせる。
④つまずき箇所を洗い出し、解決策を練る。
⑤ちくわが1人でできるまで、反復学習。
ちくわは視覚優位なので、視覚で分かるようにしてあげます。
例題の作り方
まず、例題を私が作るのですが、私はプログラミングはド素人です(笑)
そこで、どうやって例題を作るのかという疑問がありますよね。
でも、大丈夫!
例題は、スクラッチのある機能を参考に作ることにしました。
スクラッチには、他の人が作ったプログラムを見ることができる機能があります。
①「見る」をクリックし、気になるゲームをクリックします。
②ゲームをクリックすると右上に「中を見る」ボタンがあるので、クリックします。
③そうすると、実際に組み立てたブロックが表示されます。
これを参考に、ちくわのレベルに合わせてアレンジして例題を作ります。
これなら、プログラミングに慣れないお母さんも一緒に勉強できますね!
例題の見せ方
例題をまず自分で作ってみて、動きを確認します。
私は、こんな感じで作ってみました。
動画で見せた上で、この画面を印刷し、ブロックの組みが分かるようにしてあげました。
難しい言葉は省いて、視覚にアプローチします。
試しにやってみたところ、この方法でバッチリでした!
例題①
では、実際に例題を作ってみました。
今回のお題は、こちらです。
逃げるスプライト(ネコ)をクリックすると、「びっくりしたな~!」と言うゲームです。
ちくわの興味が湧きそうなゲームを作ってみました。
これは、2つのブロックのかたまりから出来ています。
1つ目のブロック
1つ目のブロックは、このように出来ています。
スプライトが画面の中を動くプログラムです。
「10歩動かす」のブロックを好きな数字に変えることで、スプライトが動く速さが変わります。
数字が大きいとスプライトが速く動くので、スプライトをクリックする難易度が上がります。
2つ目のブロック
2つ目のブロックのかたまりは、こんな感じです。
コスチュームとは、スプライトの動きを表しています。
コスチューム1と2では、足の形の違います。
コスチューム1と2を繰り返すことで走っているように見えます。
つまずきポイント
今回のゲームにおいて、ちくわのつまずきポイントは、ずばり「全角」と「半角」の入力間違いでした。
スプライトの動きの速さを決める数字をちくわが入力しても、全然反応しませんでした。
そう、ちくわは、全角で数字を入力していました。
こんな単純な事に気が付くのに、「あれ~、動かないなあ~」と時間が掛かってしまいました(^^;)
ブロックを組み立てることは、さすがの視覚優位で、例題を印刷したもの渡したら、問題なく出来ました。
本日のポイントは、「数字は、半角で入力する!」です。
まとめ
今回は、ちくわのプログラミング学習の進め方についてご紹介しました。
前回、ブロックの移動に戸惑っていたちくわも、慣れればブロックを組み立てることができるようになりました。
ちくわへのポイントは、視覚へのアプローチでした。
次回より本格的にLessonをスタートします!
お家で簡単にできます。
みなさんも、ご一緒にいかがでしょうか?
2021年、今年の目標ができました。
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