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小学校へ入学と同時に児童クラブへ
ちくわは、小学校の支援級に入学と同時に、市営の児童クラブへも加入しました。
児童クラブは、校区の市民館に設置されています。
小学校からは、徒歩2分ほどです。
児童クラブでは、主に小学1~4年生くらいの児童が通っています。
小学5年生くらいになると、1人で留守番できるようになるので、通う子がだんだん減ってきます。
私は、仕事を終えて夕飯の買い物をし、児童クラブでちくわをピックアップし帰宅するという生活パターンでした。
親としては、安心して子供を預けておけるので、助かりました。
児童クラブでの問題
児童クラブに通い始めて、いろいろ問題が起こり始めました。
●ちくわの特性を知らない他学年の児童
●指導員の障害の理解が浅い
●特定の児童からのいじめ
ちくわの特性を知らない他学年の児童
まず、児童クラブでは、他学年の児童も一緒です。
ちくわと同学年の児童は、ちくわと保育園から一緒なので、ちくわの特性を理解してくれている子が多いです。
しかし、2学年以上離れると、ちくわに対する認知度が低くなります。
ちくわの言動に不快感を感じ、「何なの、あの子?」状態です。
例えば、こんな事がありました。
ちくわが自分と同じ水筒をよく見ずに飲んだら、自分の水筒ではありませんでした。
ちくわは、お茶の味が違うことで気付いて水筒を戻します。
それに気が付いた別の子が、
![児童](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/09/girl_19.png)
それ!〇〇ちゃんの水筒だよ! 勝手に飲んじゃいけないんだよ!
![児童](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/09/girl_21.png)
あっ、本当だ! 何やってんの!
![ちくわ](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/06/8f506f21e1e56d73f02b66b75cca013c.png)
あっ、ごめん!
ちくわも咄嗟に「ごめん」と言いますが、発達特有のセリフの棒読みのような調子で言うので、余計反感を買ってしまいます。
このように、ちくわが不器用であることを知らない児童が、出来て当たり前のことが出来ないちくわとトラブルになります。
指導員の障害の理解が浅い
指導員さんは、基本的にいい人が多かったです。
元教員の方が多かったように思いました。
しかし、中にはご自身の教育ポリシーが強い方がいらっしゃいました。
ちくわにも他の子と同等レベルを求めてしまうことがありました。
![指導員](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/09/woman_65.png)
ちくわさん、今日は、みんなと同じこと出来ましたよ!
やっぱり、みんなと同じように出来たほうがいいでしょう。
おっしゃりたい事は分かりますが・・・
ちくわは、みんなと同じ多数派ではないという前提をお忘れでしょうかと言いたくなりました。
しかし、少数派に合わせろという要求もおかしいので、児童クラブとのニーズの不一致を感じました。
特定の児童からのいじめ
児童クラブを退会する決断をした決定的要因です。
どこの世界にでもいる、いじめっ子問題です。
発達障害のちくわは、いじめっ子のターゲットにされやすいです。
自身の不満をちくわにぶつけてきます。
暴言や暴力ですね。
ちくわがこだわっている髪の毛を、引っ張られて抜かれたこともありました。
再三、学校の先生とも児童クラブの指導員さんとも相談しましたが、最終的には私が我慢の限界となりました。
![かまぼこ](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/06/2c8508f0a3a92ae295c496d1875a0db6-2.png)
ちくわを守らなければ!
児童クラブの退会を決断しました。
放課後等デイサービスへ
ちくわが小学2年生の頃、児童クラブのすぐ近くに放課後等デイサービスができました。
児童クラブの退会を決断したのが、小学3年生の7月の夏休み前でした。
放デイを利用する為に、市役所で受給者証を申請するなどの手続きをしました。
受給者証が交付され、放デイに通う手続きが整いました。
児童クラブを退会し、小学3年生の夏休みから放デイの利用を開始しました。
以後、現在までの4年間、こちらの放デイにお世話になっております。
昼食も用意してくれるので、働く母としては本当に助かっています。
ちくわも放デイに行くことを楽しみにしています。
児童クラブでのような問題も起きず、私の中では、なくてはならない存在です。
![かまぼこ](https://takesmallsteps.net/wp-content/uploads/2020/06/2c8508f0a3a92ae295c496d1875a0db6-2.png)
放デイさんに、足を向けて寝られません。
まとめ
先日ツイートした内容です。
放デイって市からそれなりの金額の給付がありますよね。
— かまぼこ (@takesmallsteps2) August 15, 2020
私のいる市では、それが結構圧迫しているようで、市からお尋ねが来ます。
Q:どうして児童クラブを利用しないのか。
A:児童クラブでいじめられたので、放デイに移りました。
児童クラブの管轄も市というループ・・・
放デイさんを取り巻く事情は、いろいろあると思います。
障害に詳しくない事業者が、放デイは儲かるからといって新規参入してくるという話も聞きました。
ちくわの場合、児童クラブに限界を感じてしまい退会する結果となりました。
発達障害の子にとって、環境調整はとても大事です。
二次障害を発症してしまわないように、親として、環境を整えてあげたいですね。
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