私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
発達障害の娘(ちくわ)の母のかまぼこと申します。
この記事をご覧になっていらっしゃる方の中には、我が子への告知について悩んでいる方も多いと思います。
もし告知して、本人が受容できずにパニックになってしまったり、自信喪失してしまったらと思うと、なかなか気軽に伝えることはできませんよね。
私自信がそうでした。
ちくわが小学生の時に予期せぬ告知があり、ちくわ本人は受容できず、そのまま中学生になりました。
しかし、ちくわも13歳となり、少しずつ自分の障害に対する理解ができるようになりました。
この記事では、ちくわ自身の障害受容までの過程をご紹介します。
障害の受容や告知は、子供自身の性格にもよりますので、何が正解かも分かりません。
もしかしたら、保護者さん自身もお子さんの障害を受容できないでいる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中ではありますが、少しでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。
いつかは直面する問題ですよね。
障害に対する気付き
ちくわがある時、突然私に言いました。
私って知的障害なの?
(私の心の声)
え”-----!
と、突然何で? どうして?
あれだけ「発達障害」を否定していたのに。
動揺しながらも、ここは丁寧に対応しないといけないと思い、必死に冷静さを取り戻します。
他の子と違うのは、分かるよね?
うん。
でも大丈夫、ちょっと支援が必要なだけなんだよ。
小学生の時の失敗から、この時はこれが精一杯でした。
ちくわが自分の障害に興味を持ち出したきっかけは、ずばり「お仕事ずかん」でした。
その時のツイートがこちら。
「お仕事ずかん」の「特別支援学校教師」のページを読んだのです。
「お仕事ずかん」の本は、以前から家にあったのですが、正しく文章の内容が理解できるようになったのは、最近だったようです。
ちくわなりに、文章を読んで自分の事だと気が付いたようでした。
ちくわもちゃんと成長しているんだな~と感慨深くなりました。
しかし、これはいよいよ告知が近づいてきたなと思い、ちくわの質問に答えられるように準備せねばと思いました。
告知の前に本人の受容の重要性
私を含め発達障害児の親は、
①障害の告知(子供が障害と診断される)
②障害の受容(子供の障害を受け入れる)
の順番が多いと思います。
みなさんはどうでしたか?
告知は大変なことですよね。
相当なストレスで、奈落の底に落とされます。
受容がなかなかできないという保護者の方もいらっしゃると思います。
もしこれが逆だったらどうでしょう?
先に受容したあとに告知だったら、ストレスの大きさは違うのでしょうか。
①障害の受容(自身の障害を認識する)
②障害の告知(自身の障害を確認する)
の順番です。
「私って普通と何か違うな」とずっと感じてきたものが、障害であると明確になって、「あ、やっぱりね」と納得するパターンでしょうか。
ちくわは「発達障害」という言葉にすでに拒否反応が出ていましたので、告知より受容が大事であると考えました。
これからの長い人生の為に!
受容へ向けて
ちくわは、こんなことも言うようになりました。
私は、発達センターに行ってるから発達障害なの?
That’s right !!
うおおおおおお~~!
そうだよ、そうなんだよ、ちくわさん (>_<)
① ちくわ自らで思考できたこと
② ちくわNGワードの「発達障害」を自ら発している
発達の親あるあるですが、本当に小さなことで感動できるのです。
もう、これは完全に障害受容へのプロセスに突入しました!
まとめ
今回は、ちくわ本人が自らの障害に気が付いた理由をご紹介しました。
中学生ともなると、外から色んな情報が入ってきます。
しかし、ちくわが認識できていることは他の子より少ないです。
それでも本当にゆっくりではありますが、確実に前進しています。
親としては何より嬉しいです。
今後の進展は、またご報告しますね!
少しずつですが、スモールステップで進んでいます(^^♪
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