私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
かまぼこと申します。
この記事をご覧になっているということは、お子さんの発達に悩んでおられることかと思います。
我が子の成長が心配で心配で、他の子と比べてしまったりして、不安な日々を過ごしているといった方もいらっしゃるかもしれません。
私自信がそうでした。
2010年に娘(ちくわ)が3歳の時に発達障害と診断され、将来への不安で精神的に辛い日々を過ごしていました。
当時の私は、発達障害に関しての理解は乏しく、身近に同じ状況のママ友もいなく(知らなかっただけでしたが)、漠然とした不安に押しつぶされそうでした。
この記事では、ちくわが発達障害ではないかと疑いを持ち始めた頃の出来事を綴っています。
疑いのきっかけは、言葉が遅いことでした。
発達障害に関して、世の流れは、早期発見・早期療育です。
私の小さな経験のご紹介ではありますが、不安でいっぱいの状況から少しでも今後の療育やお子さんの成長に向けて、何かのお役に立てることができれば幸いです。
お子さんの将来の為に、できることは必ずあります!
言葉が遅い
ちくわは、2歳から保育園に通い始めました。
この時点でちくわの発語がちょっと遅い事に気が付いていましたが、初めての子育てで比較対象がなかったせいもあり、個人差の範疇だと思い込んでいました。
保育園に通い始めたら、ネットで見た情報のように、言葉が溢れてくるものだと信じていました。
しかし、保育園で見る他の子達と比べ、発達に差があることが、日を増すごとに、疑いから確信になっていきました。
当時の私は、無知が故に、障害と言う言葉に恐れを感じていました。
また、絶対に認めたくないという気持ちと目の前との現実との狭間で、ネットで発達に関する情報を漁りながら、悶々としていました。
保育士さんからの指摘
ある時、お迎えの際に保育士さんから、
「ちくわちゃんって目を合わせます?」と聞かれました。
私は、心の中で、
『あっ、ネットで書いてあった、目を合わせないってやつだ。でも合わせてくれる時もあるし・・・』
と思いましたが、
「んー、そうですか~?」と言って、その場は過ぎました。
あ~、保育士さんは、ちくわの発達に何か感じているんだ。
ちくわは、確かに逆さバイバイとクレーン現象がある・・・。
市の健診での様子
市の健診で保健師さんが、
「この積み木をこれと同じように積んでみて」
と言っても、ちくわはそれに反応せず、自分勝手に積み木で遊んでいます。
その様子を見て、保健師さんは
「家では出来てる?」
と心配そうに聞いてきます。
私「んー・・・」
このようなやり取りが続き、毎回簡単なチェックテストが出来ずに、保健師さんの表情が曇るのが非常に苦痛でした。
決断
もう、はっきりさせたい!!
よし、明日、保育園に相談してみよう。
次の日、保育園に電話をし、
「お迎えの時間の前に少しお話がしたいのですが」と伝えました。
保育園は、待っていましたといった感じで、
「かしこまりました。では、お待ちしております。」と言われ、約束の時間に保育園に向かいました。
保育園では、応接室に通され、主任と担任の保育士さんで、3者面談となりました。
保育園側と話し合い
ちくわは、発達障害なのでしょうか。
んー、私達では断言はできませんが、経験から恐らくそうだと思います。
そうですか。どうすればいいのでしょうか。
まずは、市の発達センターに電話して予約を入れてください。
分かりました。
ありがとうございます。お母さんが理解してくれて、よかったです。私達もお伝えするのは、非常に難しくて、怒りだしてしまうお母さんもいらっしゃいます。
結果的に1時間くらいは、保育士さんとお話したと思います。
仮に診断されたら、ここの保育園では対応できないので、加配のある保育園に転園となることも伝えられました。
加配のある保育園は、校区内にありましたので、そこはあまり心配していませんでした。
命は生きている
話が終わって、ちくわを迎えに教室まで行きました。
ちくわと手をつなぐと、その小さな手から温もりを感じ、涙が出てきました。
こんなに小さいのに、大変なものを抱えてしまったんだ。
あー、どうしよう・・・。
不安でいっぱいの中、時が進んで行きました。
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