歯医者さん問題【発達障害】認定医を探そう

初めての歯医者さん探し

ちくわが3歳の頃、どうやら虫歯ができてしまったようで、痛がりました。

痛みや刺激に敏感なちくわの歯科治療は、難しい事が容易に想像できました。

最初が肝心だと思い、歯医者さん選びを慎重に行うことにしました。

そこで、発達センターで、担当医に相談してみました。

障害者歯科の認定医

担当医は、障害者歯科の認定医を何件か紹介してくれました。

「どうしても無理そうなら、ここの歯医者さんがお勧めですよ。診察だけで数か月を掛けて慣らす場合もありますよ。」

と、アドバイスをいただきました。

とりあえず、家から一番近い認定医を尋ねました。

事前に、発達障害であることを伝えました。

ちくわの場合、虫歯だったので、直ぐに治療が必要でした。

しかし、まずは、会話です。

「歯磨き粉、どの味が好き?グレープ?イチゴ?チョコ味もあるよ!」

「この道具を触ってごらん。水が出るよ~。」

「今から、10を数えている間、機械が動くからね。」

といった感じで、進みました。

最初は調子がよかったのですが、治療に入ると、ちくわは、泣きながら口を開きません。

少し口を開けたと思って、機械を入れると、力いっぱい思いっきり噛みます。

危うく歯医者さんの指を噛みそうになります。

歯医者さんは、奥の部屋から木片を持ってきて、ガーゼに包んで、ちくわの歯に噛ませます。

その間に急いで治療をするものですから、歯医者さんは汗びっしょりになっています。

何とか治療が終わると、風船をもらい、達成感からかご機嫌です。

「お手数お掛けしました。すみません、ありがとうございました。」と言うしかありませんでした(笑)

記念すべき、歯医者さんデビューは、こんな感じでした。

以後10年、ここの歯医者さんにお世話になっています。

定期健診でリスク分散

10年経った今では、ちくわ自ら進んで行くまでになりました。

歯医者さんから、定期的に健診の案内が届くので、「ハガキが届いたから、予約して。」と言ってきます。

お陰で、大きな虫歯もなく、痛みの伴うような治療を回避できています。

感謝感謝です。

これからもお世話になります。

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