中学での問題
こんにちは、かまぼこです。
半年に一度の発達センターの主治医の診察があり、最近の問題を相談しました。
まず、ちくわの中学入学半年での出来事です。
①校則に納得できない
②美術部を1ヵ月で退部
③野外学習を欠席
④コロナ禍で夏休み短縮で不満
⑤体育祭を欠席
振り返ってみると、結構いろいろありました。
下校時間が遅くなると、帰宅後のルーティンができなくなってしまうという理由で部活を辞めてしまいました。
また、体育祭が嫌で、ゼッケンをハサミで切ってまいったり・・・トホホ。
そして、朝の送迎の際、校門手前で車を降ろしていたのですが、中学に行きたくない為に、わざとゆっくり歩いて遅刻していました。
しょうがないので、校内の昇降口前まで送るのですが、今度は車を降りようとしません。
中学への不満爆発の娘。
— かまぼこ (@takesmallsteps2) September 19, 2020
次回の主治医の診察では、この内容を相談します😩 pic.twitter.com/iEqQPpPQIP
ちくわは、もう完全に中学が嫌いなのです。
原因
ちくわが中学が嫌いな一番の原因は、ずばり校則です。
中学の校則で、髪が長い子は1つ結びのみという校則がちくわが納得できません。
この校則の趣旨は、髪が前に垂れてこないようにし、授業中に触らないようにさせる為です。
ちくわは、2つ結びがしたいのです。
たかが髪型、されど髪型。
髪型さえ自由にできれば、学校好き?
うん!
主治医からのアドバイス
診察で、主治医に相談しました。
発達障害の子は、髪型に無頓着の子が多いんですが、珍しいケースですね。
以前に、男の子でツーブロック風のヘアースタイルじゃないと絶対に学校に行かないと言っていた子がいました。
結局、学校は特例として認めることになりました。
やっぱり、いるんですね!
好きな有名人に似た髪型を勧めるとかはどうでしょう?
ちくわの好きな有名人・・・始皇帝。
13歳の娘が父親に送ったメール📨
— かまぼこ (@takesmallsteps2) July 25, 2020
とりあえず生きている日本人辺りで勘弁して頂きたいのですが(-_-;) pic.twitter.com/FbOLxWN3lw
えっと、始皇帝の髪型ってどんなでしたっけ??
(笑)
これでは、参考になりませんね(-_-;)
中学との話し合い
好きな髪型ができないことで、他の事が前に進めなくなってしまっています。
そこで、担任の先生に次のように提案をしてみました。
提案なのですが、1~2週間で構いませんので期限を決めて、本人の好きな髪型をさせてもらえませんでしょうか。
その時の本人の中学に対する意識が改善するのであれば、やはり、髪型の校則がネックになっている証拠になります。
校長に相談してみます。
次の日、担任から連絡がありました。
学校側の主張はこうでした。
①仮に認めたとして、期限後に元の髪型に戻すことはできるんですか
②土日に好きな髪型をすればいいのではないですか
③我慢する訓練も必要ではないですか
④他の生徒にどう説明するんですか
⑤学校では認められません
おっしゃることは分かりますが・・・
これを聞いて、さすがに黙ってはいられませんでした。
好きな髪型と言っても、茶髪や金髪にしたいとは言っていません。
ただ、2つ結びがしたのです。
私の主張はこうでした。
多数派の社会システムに馴染めないので、発達障害として診断されているんですよ。
前提が多数派と違うんです!
音に対する感じ方1つをとっても、多数派ではないんです。
だから、支援級に在籍しているんですよ!
多数派の基準でしか考えられないのは、ここの中学の判断能力はこれが限界と言うことですね!
もう、校則校則ってそんな時代じゃないでしょう。
寒かったら服を着るのは当たり前でしょう。
本人にとって当たり前のことができないことは、おかしいでしょう。
何がいけないんですか?
もし、ちくわが髪型が理由で不登校になったら、私は仕事に出勤できなくなります。
仕事ができなくなったら、我が家の収入が減ります。
そしたら、学校側は保証してくれるんですか?責任取れるんですか?
・・・久しぶりにヒートアップしてしまいました。
その翌日に、また担任から連絡がありました。
学校側の協議の結果、ちくわに限り
常識の範囲内で、好きな髪型をしてOK
となりました。
ちくわに伝えると
やったー!
明日から2つ結びにする!
と言って、喜んでいました。
その後は、朝の送迎でもすんなり車を降りることができています。
よかった~、よかった~。
まとめ
こだわりが強い子にとって一番の解決策はブラック校則を変えることです。
実際に校則を変更させたりするには、手間や時間が掛かります。
そんなことをしていたら、ちくわの問題がどんどん深刻化していきます。
しかし、今回の件で中学に入学してから、ずっと気がかりであった髪型の校則問題がやっと決着しました。
一連の学校側の主張を聞いて感じたのは、もっと子供達を信用してほしいと思いました。
生徒によっては、校則で縛らないといろいろ問題がある子もいるんでしょうけど、あまりにも画一的です。
学校側には、我慢する練習とか言って切り捨てず、合理的配慮の提供義務を全うしていただきたいのです。
通常級の中にも、ちくわのように校則が本人の許容範囲を超えて、大きなストレスとなっている子もいるかもしれません。
しかし、時代は令和です。
先生方も大変でしょうが、個々に合わせて、もう少し柔軟に対応できるようになるといいなと思います。
モンペと言わなれないように、冷静に、冷静に・・・