私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
発達障害の娘(ちくわ)の母のかまぼこと申します。
この記事をご覧になっていらっしゃる方の中には、我が子への告知について悩んでいる方も多いと思います。
もし告知して、本人が受容できずにパニックになってしまったり、自信喪失してしまったらと思うと、なかなか気軽に伝えることはできませんよね。
私自信がそうでした。
これまでのちくわへの障害告知の経緯です。
①告知に失敗
②自分の障害に気が付く
今回は告知シリーズ第三弾目として、無事告知をすることができました。
我が家で実際におこなった告知方法をご紹介します。
告知は非常にデリケートな問題ですよね。
そんな中ではありますが、少しでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。
告知は、私も緊張しました。
告知の方法
告知するぞと覚悟を決めた後、告知の方法を非常に悩みました。
そこで頼りになったのが、ツイッターのフォロワーの皆さんのご意見でした。
もう、フォロワーの皆さんに感謝感謝です。
●主治医から直接説明してもらった
●少しずつ小出しに説明した
●長い目で見て特性を理解させる為に、早めに説明した
●本人が特性を免罪符にするようになってしまった
もう、本当に千差万別。ケースバイケースですね。
子供本人の性格や保護者さんの方針も大事です。
以前、ちくわの主治医に相談したところ、ちくわが好きな有名人(発達障害がある)を題材に説明する方法も伺いました。
しかし、ちくわの好きな有名人に該当者なし。
んー、困ったな。
ちなみに私が好きな有名人は、若い頃から キアヌ(笑)
キアヌも確か発達系があったような・・・。おっと脱線(^-^;
で、悩んだ結果、、、
ちくわの場合、言葉で伝えることより視覚で伝える方が伝わりやすいので、説明には視覚情報を用いることにしました。
つまり、本です。
そして選んだ本がこちら!
ちょっとふしぎ
自閉スペクトラム症 ASDのおともだち (あの子の発達障害がわかる本 1)
この本は、イラストを使いながらASDの子がクラスメイトにいる小学生向けに書かれています。
ざっくりした内容はこんな感じです。
①クラスメイトがASDの子に戸惑ってしまう場面を紹介
②どうしてそうなってしまったのかをASDの子の視点から解説
③どうすればうまくいくか、どんな工夫ができるのかを紹介
④ASDの子の見え方・感じ方を解説
この本をちくわと一緒に読みながら告知していくことにしました。
告知
さあ告知の準備も整い、いざ出陣!
日曜の昼食後の落ち着いた時間にちくわに本を差し出しました。
ちくわちゃん、この間「発達障害?」って言ってたじゃん。
ちょっとこの本一緒に見てくれない?
はい!
ちくわちゃんは、この本にあるように正式には「自閉スペクトラム症」って言うんだよ。
自閉スペクトラム症?
これはね、ちくわちゃんのおじいちゃんもおばあちゃんも似たタイプだったんだよ。
参考記事
おじいちゃんもおばあちゃんも?
うん。
それでね、どんなものかって言うとね、本を読んでいくよ。
ちくわは私の言葉に拒否反応を示すことなく、落ち着いて聞くことができました。
よかった~。
ほっと、ひと安心です。
本に沿ってひと通り説明しました。
ちくわがどの程度理解ができたか分かりませんが、今後も繰り返し説明して、少しずつ理解を深めようと思います。
理解が深まってきたら、発達障害に関する映画を使って、具体的に場面を見せて説明することも考えています。
少しずつ伝えていこうと思います。スモールステップ☆
まとめ
今回は、ちくわに障害告知をした時の様子をご紹介しました。
ほっとしたのも束の間ですが、もう一つ課題があります。
ちくわは、知的障害もあります。
今回、告知の為の本を探している最中に、同じシリーズで知的障害の本もありました。
実は、どちらを先に伝えるのかを非常に悩みました。
もうこれは、私が伝えやすい方を選択したのが正直なところです。
「祖父母と同じタイプだよ。」という伝え方ができるなと思ったからです。
何が正解なのか分からないですが、今、私が出来ることを精一杯考えました。
その気持ちが少しでもちくわに伝わればいいかな。
追々、知的障害のことも伝えていこうと思っています。
最後まで目を通していただき、ありがとうございます。
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