夏休み前の保護者会へ
夏休みが始まる前に、中学で担任の先生との保護者会がありました。
本来、この保護者会は、ちくわを含めての3者面談となる予定でした。
しかし、ちくわからは何も聞いていなかった私は、1人で中学へ出向きました。
当の本人は、放課後等デイサービスでおやつタイム。
先生からは、「ちくわさんに何度も伝えましたよ~」と言われてしまう始末。
ははは、いつものことです(-_-;)
朝の登校
先生と話が進み、朝の登校の話になりました。
ちくわさん、いつも遅刻ぎりぎりですよ。
えー!そうなんですか??
40分も前に校門まで100m地点に送って行っていますけど。
家から中学までは約4kmあり、自転車通学の距離です。
しかし、ちくわは自転車に乗れませんので、朝は自動車で中学近くまで送っています。
混雑する時間を避けて、登校時間よりだいぶ早く送って行っていました。
それなのに、遅刻ぎりぎりとはどういうことでしょう。
ちくわさんに聞くとトンボを追いかけていたそうですよ。
はあ~、そうなんですか。
家で本人に良く確認しておきます。
危ないので、次からは中学の校内にまで送るようにします。
中学への不満
家に戻り、ちくわに尋ねます。
いつも遅刻ぎりぎりって先生が言ってたけど、どういうこと?
だって、中学行きたくないもん。わざと遅刻する。
何で行きたくないの?
だって、髪型を自由にできないから。
なんと、遅刻しようとする理由は、髪型を自由にできないからという理由からでした。
髪型に対する不満
ちくわは、髪型にこだわりがあります。
中学の校則で、髪型は一つ縛りにするというものがあります。
ちくわは、それが気に入らないようでした。
髪の毛を結ぶゴムの色やピンの種類の指定も不満でした。
「どうしてダメなの?」と聞かれても、
「目立つものはダメなんだよ。詳しくは学校の先生に聞いてごらん」と答えるしかありませんでした。
野外学習に対する不満
また、9月にある予定の1泊2日の野外学習も本人にとってストレスになっていました。
例年はもっと長いのですが、今年はコロナの関係で、1泊2日に短縮されました。
しかし、生活パターンが変わるのと宿泊環境に我慢できなくて、野外の説明会で、資料を破り捨てて号泣したそうです。
小学5年の野外学習も登校からずっと泣き続けて、散々な思い出となっています。
話し合った結果、野外については、負担が大きいので参加を見送ることになりました。
夏休み短縮に対する不満
今年は、コロナの影響で夏休みが短縮しています。
例年7月20日頃から夏休みという慣例が、今年は8月前半の2週間のみとなりました。
ちくわの中では、7月20日頃から夏休みと決まってしまっています。
今年も「もう夏休みだから、学校行かない!」と宣言し、長期お休み時の楽しみのネイルを塗っていました。
ネイルをしたまま学校に行くわけにはいかないので、除光液で落とす作業を繰り返していました。
時間に対するこだわりもあるので、今年の予定変更の連続は厳しいところです。
まとめ
中学になり、初めての夏休みです。
今年はコロナの影響で、予定変更の連続で、こだわりの強い子にとってはなかなか厳しい年となりました。
中学には、独自の校則がたくさんあり、それについて納得ができない部分もあるようです。
ちくわは、どうしても少数派なのです。
中学では、小学校と違い人数も増え、多数派に合わせないといけない場面が増えたように思います。
今年は注意深く、無理せず、焦らず、本人のSOSを見逃さないように見守りたいです。