【発達障害】加配のある保育園で保護者会役員を経験して分かったこと

役員の選任の仕方

保育園の生活にも慣れた頃、保護者会の役員選任のお知らせが届きました。

この時期の私は、どっぷり子供中心の生活をしていました。

言語訓練や発達センターに通い、自分自身の事は後回しにしていました。

しかし、どこかで自分自身を取り戻したい気持ちもありました。

この辺で、少し気分転換がしたかったのです。

そこで、保護者会の役員に立候補することにしてみました。

よくネットでママ友同士のトラブルの話を目にしていたので、少し怖い気もしましたが、役員決めでくじで当たってしまうぐらいなら、先に立候補しようと思いました。

役員は10人必要でした。

内訳は、会長1人、副会長2人、書記2人、会計2人、広報2人、図書1人です。

幸いにも、私が役員となった年は、10人全員が立候補で決まりました。

メンバーは、ほとんど知らないママさん達でした。

自己紹介をして、私は会計に決まり、いよいよ役員スタートです。

保護者会役員の仕事

ちくわが通った保育園の保護者会役員の存在意義は、バザーや資源回収で得た収入を、子供達の為に還元することでした。

特にバザ-は、不用品販売だけでなく飲食販売も行いました。

収入に関する行事

  • 保護者会会費の回収
  • バザー
  • 資源回収
  • 園内行事の写真販売

支出に関する行事

  • イベントや行事でのプレゼント代
  • 講師を招いての運動教室
  • 音楽、演劇鑑賞会
  • 園への寄贈品

私が思う良い会長とは

私は小学校でも役員も経験しましたが、これらの行事を円滑に進める為には、会長の人選が重要になってきます。

良い会長に当たると、最小限の時間と労力で物事が進みます。

残念な会長に当たると、時間と労力を必要以上に消費します。

これらの経験から私が考える良い会長の条件は、次の4つです。

良い会長の条件

●生活パターンの違いを配慮し、配布物や業務連絡はLINE等で平等に共有し、集まりは最小限

●下準備を詰めており、事前に情報を共有している

●各役員に的確な指示(説明)ができる

●発言をコロコロ変えない

これとは逆の会長に当たると、本当に振り回されます。

疲弊し、役員同士でトラブルとなります。

役員10人中4人、子供に事情あり

保護者会のバザーは、一大イベントでした。

準備に相当な労力と時間が掛かるのですが、その過程で、他のママさんと仲良くなりました。

そこで分かったことがあります。

本当にたまたまだと思うのですが、役員10人中4人が子供に事情がありました。

加配のある保育園ならではかもしれませんが、ダウン症、発達障害、グレーゾーン、診断待ちと各々事情がありました。

最初は驚きましたが、心強くもあり、情報共有の場ともなりました。

まとめ

この年は役員同士の大きなトラブルもなく、知り合いも増え、小学校の役員にもつながるので、やって損はなかったです。

バザーの規模が大きすぎたことが、唯一の反省点でしょうか。

しかし、作業に没頭することで、自分自身を取り戻すこともできました。

子育てで忘れかけていましたが、学生時代に戻った気持ちでした。

いつかはやらなきゃいけない役員だったので、どうせやるなら楽しみましょう精神で乗り切りました。

今の時代、みなさん仕事をしていますし、ママさんの労力はタダ!の時代ではありません。

ママさんの負担軽減の為、行事は最小限にするべきだと思いますし、子供達への必要以上のプレゼントも過剰サービスだと思います。

しかし、保護者会を通して地域や保育園の内情を知ったり、新たな人脈が出来たりと、参加していなければ、知ることができないこともありました。

諸所の問題から、参加することが難しいママさんもいらっしゃると思います。

役員の免除事項を設けている保護者会や子供会もあります。

この点については、無理強いしても良い結果にはならないので、寛容な社会であるべきだと思います。

かまぼこ
かまぼこ

案ずるより産むが易しですね!

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